リチャードジノリ

リチャードジノリのカップ&ソーサー・2@岡崎市明大寺町こうひい庵

投稿日:2021年11月11日 更新日:

岡崎市明大寺町、炭火煎(すみびやき)コーヒーのこうひい庵さん。ずらりとカウンター越しで見える大きな棚に並んだたくさんのステキなカップ&ソーサーのうち、今日はすっきりと白と黒(グレー?)の色合い、でも、大柄、でも、上品さのあるリチャードジノリ(Richard Ginori)のカップ&ソーサーをご紹介させていただきます。

リチャード・ジノリのカップ&ソーサー2

リチャードジノリ2-1

一筆書きのような感じの、まるで白抜きの絵?といった絵柄と対照的に、塗りつぶしの絵。白と黒の違いはあれど、おそろいな絵…に見えて、違っているのは、手描きだからでしょうか。

リチャードジノリ2

フルーツ柄とかカラーのものが多い気がするので、こういったシンプルな絵柄は本当に珍しいんじゃないかな?と思って、なんだかお気に入りになりそうです。

表面も波形を感じる加工がしてあってとってもおしゃれです。シンプルですけど、なんとも味があってステキな絵柄ではないでしょうか?

リチャードジノリ2--4

波形に見えるのは、もしかしたら風を表しているのかもしれませんね?…すごく私的な見解ですけど。そよ風?

リチャードジノリ2--2

これ、色違いがあったらステキだなーとか、ふと思いました。あったら、そろえてみたくなってしまいますが・・・きっとないんでしょう。

専門的な説明はどうだろう?と思って探したのですが、同じものが見つかりませんでした。また、見つけたら追記します。

カラーバージョンを販売中?!

〈ジノリ1735〉フィオーリヴェルディ(緑の花) カップ&ソーサーで、絵が少し変わりますが、似通ったカラ―バージョンでしたら2021年現在販売中と、閲覧者様(T様)より情報をいただきました。

イタリア・リチャードジノリ(Richard Ginori)のカップ&ソーサーとは

リチャード・ジノリ(Richard Ginori)は、イタリアを代表する陶磁器メーカーでありトップブランドです。改良を重ねて誕生した「トスカーナの白い肌」と讃えられる白磁で有名です。

1735年、カルロ・ジノリ侯爵が、フィレンツェに近い自領ドッチァに窯を創設しました。鉱物学に詳しかったので、王立ザクセン磁器工場窯にも匹敵する磁器窯をイタリアにも作るべく、自ら土や発色の研究を重ねました。
「トスカーナの白い肌」と讃えられる白磁が誕生したのは、2代目ロレンツォ・ジノリの時代です。外国からいろいろな磁土を輸入し、改良が重ねられ産み出された傑作です。

文:Sugiha Style、杉田

参:リチャードジノリ

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